ただ、投資にリスクはつきものですし、何か注意点があれば教えてください!
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・ボーナスで投資デビューするのが危険な理由
・ボーナスで投資デビューする場合のコツ
筆者紹介
2017年から資産形成について勉強開始。
国内外株式、投資信託、つみたてNISA、金積立、仮想通貨など幅広い投資を実践中
ボーナス投資で失敗した経験あり
ボーナスで投資を始める前に、少し落ち着いて考えましょう!
初心者のボーナス投資は始め方に注意!
ボーナスシーズンになると「ボーナスで始める資産運用」のような記事をよく見かけるようになります。
私自身、ボーナスのタイミングは、資金に余裕が出来るという点では投資を始めてみるのに適した時期だと考えます。
しかし、ボーナスで余裕資金を確保できたからといって、闇雲に投資をスタートするのはオススメしません。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があります。このブログの筆者は典型的な後者でしたが、みなさんには賢者になっていただきたい!
「なんとなく」始めるのではなく、気を付けるポイントを押さえて、リスクを小さくして投資を始めてみましょう!
ボーナスで投資デビューが危険な理由
ボーナスで投資デビューする時に失敗しがちな理由は主に3つあると思います。
1.ボーナス支給日と投資を始める好機が一緒とは限らない
そもそもの前提として、投資で儲ける王道は「安く買って、高く売る」です。
ボーナスを支給されてから投資を始める場合、7~8月や12~1月頃に開始することが想定されますが、そのタイミングで株や投資信託が割高である可能性があります。
買った株がマイナスになっても、しばらくの期間を耐えれば再びプラスに転じる可能性はあります。
しかし、投資デビュー時期に資産が大きくマイナスになった場合、精神的にもキツいと思います。
その結果、マーケットの回復を待てずに売却し、「投資なんか怖くて二度とやらない」というマインドになりかねません。
私は積立投資をオススメするので、基本的に投資を始めるタイミングはいつでも良いと考えています。ですので、「ボーナスで余裕が出たから絶対すぐに投資を始める!」と無理に焦る必要はないと思います。
2.初心者がいきなり高額入金をする必要性はない
注意点の2つめです。
資金に余裕があるからといって、「最初から高額の投資をしてしまう」ことは避けましょう。
積立NISAやiDeCoを始めるのであれば、毎月数万円程度ですので特に問題ないと思います。しかし、ボーナス投資の場合には「30万円の株を買ってみよう」とか、「10万円の株を3つ買って分散してみよう」とか、分散せずに大きいケタの投資に走ってしまうことがあります。
実際に筆者も、ボーナス後に資金の余裕が出たので、前から気になっていたカゴメの株を買ったところ、その後株価が下がってしまい、まだまだ含み損が続いています。
30万円の投資で30%の暴落が生じた場合、一瞬で資産が9万円へることになります。
いきなり高額入金をすることは、そういったリスクを高めているということを理解しておきましょう。
3.最低限の知識が無い状態で始めてしまう
これも過去の私がやってしまった失敗です。
ボーナスが入って資金に余裕があるからといって、深く考えずに勉強不足のまま投資をしてしまうことがあります。
「どの株があがるか?どの株が下がるか?」を完璧に予想することは不可能ですが、それでもニュースや投資関連のサイトを読み込んで、ある程度自分の考えを持つことは可能です。
そういった下準備を怠って「資金に余裕があるから」という理由で個別株を購入するのはリスクが高いと思います。
実際に私がカゴメの株を買った時はそうでした。
実際に投資を2年以上続けて思ったこととして、実経験で学べる事も多いので始めるのは早いにこしたことはないです。
ただし、貴重な自分のお金を投資する以上、やみくもに始めるのは良い考えではありません。
ボーナスで投資デビューする場合のコツ
注意点を3つ書きましたが、私自身はボーナスのタイミングで投資を始めるのは良いと思っています。
まずは資金に余裕があるときに、証券口座を開設して、お金を入金する、というのが投資を始める第一歩だからです。
これは、資金に余裕がある時しかできません。
これから投資デビューをする際のコツをご紹介しますので、参考にしてリスクを減らしながら投資デビューしてみてほしいです!
1.小額でスタートする
いきなり高額でのスタートはリスクが高いので、まずは高くても10万円程度を限度に投資をスタートすると良いと思います。
小額でスタートして数か月様子を見ながら、気になった銘柄を後から買い足していく、というのが良いと思います。
10万円といわず、いっそ数千円や、数百円からのスタートでも良いと思います。
2.個別株を選ぶなら5万円程度まで
投資をスタートする人にとって、最初に頭に浮かぶのは個別株の購入なのではないでしょうか。
ニンテンドー、トヨタ、アップル、、、など
個別株は数万円から買えるものもあれば、100万円以上でないと買えないものもあります。
最初から高額の個別株を買ってしまうつ変動のリスクが大きいので、個別株で投資デビューする場合は、まずは5万円程度までで買える株が良いです。
また、一つだけ買うのではなく、種類の違うものを複数買ってみるのが良いと思います。その理由は、異なる銘柄の商品の値動きを比較しながら勉強することが出来るためです。
実際には、全世界や先進国の株式に分散して投資できるインデックス型の投資信託を選択して、つみたて購入をスタートするのが一番オススメだと思いますよ!
3.あとで買い足せる余裕資金を残しておく
注文をしたあと、その後はただ値動きを見ているだけ、、、といのは、あまり面白くないと思います。特に、相場が下がっているタイミングでは、毎日の値動きを見るのが嫌になることも。
1回で余裕資金をすべて使ってしまうのではなく、2,3回に分けて投資できると、リスク分散が出来るだけでなく、行動の回数が増える分、経験も増えて一石二鳥です。
まとめ:失敗のリスクを抑えて投資デビュー!
ボーナスで投資デビューをする時の注意点を押さえつつ、考えながら小額で繰り返し投資をしてみましょう。
やみくもに一括高額の投資をするよりも、考えながら少しずつ何回も投資をしてみるほうが、自分の経験の増え方が全然変わってくると思いますよ!